首都圏に眠る巨大地下構造物 首都圏外郭放水路調査

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三浦半島内の地方議員有志と共に埼玉県春日部にて、首都圏の河川氾濫と洪水から住民を守る巨大地下放水路の調査を実施。

「首都圏外郭放水路」それは、地底50mを流れる全長6.3kmの地下貯水放水路、世界最大級であり5つの中小河川の洪水を地下に取り込むという地下巨大構造物。H14年の部分通水からH26までに85回の洪水調整実績があり、H5年からおよそ13年の月日をかけてH18年に完成。 昔から洪水被害に悩まされてきた利根川と荒川のデルタ地帯を守ります。

圧巻の調圧水槽は、サッカー場がすっぽり入る広さで、高さは18m。 水槽の天井と急激な水圧の変化を支える柱は500t! 地盤の低い首都圏に集中する人口と資産を守る日本の知恵と技術が誇らしくなる。 海外からの視察も多いとの事。

圏域の市街化率は50%、洪水被害を拡大しているのは間違いない。無秩序な都市化に警鐘を鳴らしても止まらないのであろう。 総工費は2300億円、維持管理費は1~2億円/年。

自然災害から住民を守るハード事業は万能でありません。 しかも構造物に寿命はつきものであり60年ぐらいである。 自然の中で育ってきた者として、自然に抗う愚かさは多少理解している。

大都市に集中する過密人口を地方に分散する政策誘導とライフスタイルを考えずにはいられません。 2004年より人口減少に転じた日本。 人口減少を否定的いや日本の危機のように訴える人が多数いるが私はそのようには思いません。 わずか150年前の明治維新のころ人口3300万だった日本、経済成長と拡大路線をひた走り今に至る。 地球環境問題やライフスタイルを考えなおす大きな転換点が目の前に来たと肯定的にとらえたい。 「持続可能で真に豊かで幸せを感じられる社会を構築せよ」と巨大地下構造物の中でこだまする声が私には聞こえた。

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