一村一品運動で地域活性




商工労働常任委員会の県外視察2日目。
本日は、大分県内の2ヶ所を調査しました。

午前中は、焼酎の「いいちこ」でお馴染みの三和酒類(株)の工場へ。今回は、焼酎醸造に適した大分県産の二条大麦を開発し作られた「西の星」に注目。
H5年に大分県農林水産研究センターや大分県産業科学技術センターと共同して高い醸造適性をもつ大麦品種の開発をスタートし新品種「ニシノホシ」が完成、H13年には「西の星」が商品化。
県内の契約農家は600件を越え地域の農業振興にも一役かっています。
現在は年間約10万本の限定生産ですが主力商品である「いいちこ」の販売とあわせ年商500億円を越える焼酎のシェアトップクラスの企業となっています。

神奈川県では、かながわスタンダード認定事業を実施し、県内企業の優れた技術の事業化・商品化を促進しています。神奈川でも様々な産業と連携したヒットが欲しい!

午後からは、NPO法人大分県一村一品国際交流推進協会へ。
大分県における全市町村の地域振興を主とした一村一品運動を推進するために組織されたNPO法人で、地域資源の掘り起こし、加工、販売、マーケティング等を通じて地域資源の価値を高め、地域を活性化する事で海外からも評価されています。

神奈川県でも、かながわの名産100選を選定し、地域資源の振興を促進していますから同協会の取組を参考にします。

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