歴史的瞬間!市役所大懸垂幕を降ろす
- 2010.12.13
- 活動レポート
13日、市役所正面に掲げられていた「池子の全面返還は市民の願い・住宅追加建設反対」の大懸垂幕が降ろされました。
池子米軍家族住宅の横浜市域への追加建設を争点化して選挙に挑んだ平井市長。
大懸垂幕も自らの手で降ろしました。
1980年代より市を二分して争われてきた「池子問題」。
住民自治の実験場とまでいわれ、国を相手に争った逗子市。
1996年には入居がスタートするも2003年には新たな住宅建設計画が浮上し同年8月から大懸垂幕は掲げられていました。
平井市長と近藤は、1998年改選の逗子市議会議員選挙初当選の同期であり、米軍住宅入居完了後の初の改選であったため「ポスト池子」といわれ、様々な期待が寄せられました。
平井市長とは、当選後二人で「次世代フォーラム」という新会派を結成し活動してきましたが、池子色残る議会に翻弄されることがしばしありました。
議員に当選来13年、かたちは違えど池子問題は常に我々についてまわりました。
本日、大懸垂幕が降ろされたことは感慨深いものがありました。
2010年11月1日「追加建設は、今後逗子市域にはない」とした国からの回答を引き出した平井市長の功績は大きい。
これで懸垂幕同様、池子問題は幕を閉じる。
これからは、共同使用となる役40ヘクタールの森をいかに保全・再生・活用するかという新しい時代に入ります。
当然、未利用地である後背地の全面返還にむけ引き続き平井市長と連携していくことは変わらない。
そしていつまでも住民自治を守る気概も変えません。