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地震災害写真展

2011年1月17日、忘れもしない心に深く残る出来事、
阪神淡路大震災から17年目になりました。
1月15日~21日は、阪神大震災を契機に立ちあがった「防災とボランティア週間」です。
防災ボランティア週間に合わせ1月17日~21日、逗子市役所で行っている災害写真展に行ってきました。
主催は逗子市と市災害ネットワーク、三浦半島活断層調査会逗子支部の皆さま。
写真は阪神淡路大震災の写真、市内5つの小学校の避難所運営訓練の写真、市災害ネットワークの避難訓練などの
写真が、合わせて300点ほど展示してありました。

阪神大震災の写真にはまっすぐな線路がグニャっとまがっていたり、ビルの間の階がつぶれていたりと(揺れの関係で、なぜか下ではなく、4階部分だけが潰れるケースが多いだとか…)
甚大な被害だと改めて痛感しました。

日本は世界有数の地震大国。ここ300年間に1000人以上の死者がでた地震は、24回もあります。
単純に平均して12年に1回の割合!
つまり、大地震がいつおきてもおかしくない状況であり、
全世界の地震の約10%が日本付近に集中しています。

写真展示の他には、三浦半島の活断層についての詳しいパネル展示もありました。

三浦半島には北から東西に、衣笠断層帯・北武断層帯・武山断層帯・南下浦断層帯・引橋断層帯の5つの断層帯があり、どれも東側が活発とのこと!
三浦半島では1400年前、2200年前、約5000年前に大地震があったことが判明したそうです。
三浦半島活断層調査会のマンパワーを結集した調査には毎回脱帽させられます。
平成21年3月に発表された神奈川県地震被害想定調査報告書では、
三浦活断層群のM7.2の地震が冬の18時に発生すると仮定した場合、
県の東部から中央部にかけて震度6弱以上の揺れに見舞われ、
死者数4350名、経済被害額が40,4兆円という大きな被害の発生が予想されています。

逗子だけでいえば、市内は震度5強~7の強い揺れになり、火災の焼失棟数1250棟。
建物の全壊棟数は9250棟、半壊は5070棟にものぼります。

葉山では火災の焼失棟数329棟、建物の全壊棟数は7050棟、半壊は3670棟と言われています。
阪神淡路大震災では地域の連携が強い区域ほど被害が少ないことから、
地域の防災力を一層高める事が重要です。

近藤は安心と安全は最優先すべき政策課題であると考えており、
いつおきてもおかしくない大地震に対応できるように、
逗子葉山の皆さんと協力をして、防災対策に取り組んでいきますのでご協力の程
宜しくお願いします!!


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