vol.41 コロナを乗り越え、暮らしを守る![令和3年度予算特集号]
- 2021.03.31
- 県議会ニュース Think&Act
3月26日付で発行した近藤の県議会ニュースvol.41をブログにもUPします。
コロナを乗り越え、暮らしを守る!
こんにちは、ご無沙汰してしております、
逗子・葉山選出の神奈川県議会議員の近藤だいすけです!
コロナ禍でみなさまとお会いすることもはばかられ、
歯がゆい思いをしております。
想定外の事態に県議会でも 異例の対応が続いています。
昨年は、突如現れ、またたくまに世界に広がり、
未だ猛威を奮う新型コロナウィルスによって、
私たちの暮らしが激変する1年でした。
国が感染状況に基づいてコロナ対策を打ち出すと、その度県議会が招集され、
コロナ対策予算の審議をするといった具合に…
令和2年度で合計15回の補正予算を成立させ、対応してきました。
令和3年になっても1/8より議会が招集されるなど、
引き続きコロナ対策に追われていますが、
近藤は、今がまさに社会と経済が新しく生まれ変わる時ととらえ、
全身全霊で取り組んでいます!!
最前線で、昼夜を問わず治療や感染防止に力を尽くす医療従事者やその関係者に 感謝と敬意を表します
私たち全員が当事者として不便や不安を強いられていますが、
みんなで協力して、なんとかこの困難を乗り越えていきましょう!
今号は令和3年度当初予算とコロナ関連の情報をお届けいたします!
新型コロナウィルス感染症のワクチン接種が始まります!
ワクチンは重症化予防と集団免疫の獲得のための重要な対策です。
いよいよ日本でワクチンが承認され、県は2/17よりワクチン接種に携わる
医療従事者など31万人へのワクチン接種を始めました。
また県内2箇所の配送拠点で県民分のワクチンを貯蔵し、各自治体への配送を担います。
これまでにない大規模の予防接種ですが、
できるだけ速やかに多くの方が接種を受けられるよう、力を尽くします!
2月17日代表質問 知事にワクチンの副反応について質しました。
近藤:住民より副反応についての不安の声や相談を受けることがあります。県として事前事後の対応をしっかり構築し、万全の体制で挑んでほしい!
知事答弁:正しい情報を積極的に発信した上で、専門的な相談窓口を設置し接種後の相談に対応していく。
3/22 県は接種後の副反応等に関する専門相談センターを開設 知識を有する看護師などが24時間体制で相談に応じます 045-285-0719
3/25、3年連続・4兆円超え!令和3年度当初予算が成立!
新型コロナウイルス感染症(以下コロナ)への対応と、
急速な高齢化に伴う介護・医療・児童関係費の増加(前年比+70億円)を見込むとともに、
災害ハード対策費を増額するなど、
県は3年連続で4兆円を超える過去最大の予算となりました。
県税収入 −1,296億円
コロナの影響で地域経済が低迷し企業収益も減少、
法人二税・地方消費税、個人県民税などの主要税目をはじめ
県税収入全体で前年度比ー1,290億円を見込んでいます。
近藤:県債(借金)の大量発行と財政調整基金の取崩しで収支が均衡する県財政は危機的!借金は後年度負担、一層の行政改革が必要となると肝にめいじています。
県は財源確保のため、県主催イベントの中止や不急の建設事業の中止など、
徹底した事業見直しにより110億円を確保しました。
議会費を1億円削減!
コロナの影響による厳しい社会情勢を鑑み、県議会も令和2年度の期末手当を削減、
令和3年度は議員報酬を削減するなどし、議会費全体で総額1億円を削減しました!
近藤:コロナ禍においても、県民のみなさんの暮らしといのちを守るために、県として多種多様な事業を行っています。約3,000あるといわれる事業のうち、特に近藤が注目する事業を裏面で特集しました!
近藤だいすけが注目する神奈川県事業を特集にてお届けします!
医療提供体制の維持と感染症拡大防止対策
●感染症病床確保支援事業(2,300床)・・・659億円
●感染症専用病棟の運営(3施設268床)・・・28億円
●検査体制の整備・・・8億円
●軽度・無症状患者療養施設運営費(約1,900室)・・・118億円
●コールセンターの運営・・・5億円
●市町村が行う感染症対策に対する補助・・・45億円
●感染症変異株の迅速検出法や試薬開発・・・2,657万円
●複合災害時における感染拡大防止対策・・・2億円
●東京2020オリパラ関連感染症対策・・・22億円
県内経済の回復に向けた支援
●コロナ禍における中小企業への補助・・・38億円
●中小企業の資金繰り支援・・・178億円
●アフターコロナの需要喚起対策・・・87億円
・キャッシュレス決済20%還元! ・プレミアム商品券支援補助など
●成長支援・・・2億円
・DXプロジェクト支援 ・ロボット実装事業など
生活支援・学びの保障
●生活福祉資金の特例貸付・・・96億円
●住居確保給付金支給費・・・6,000万円
●コロナ禍における外国籍県民支援・・・7,490万円
●地域限定保育士試験実施事業・・・6,476万円
増大する保育ニーズ、不足する保育士!
特区活用で国家試験を複数回実施する神奈川モデル!
●保育所等緊急整備事業費補助等・・・8億円
●放課後児童健全育成事業費補助・・・48億円
●児童手当負担金・・・195億円
●虐待等で養護施設に入所した 児童の養育に対する費用・・・40億円
●高等学校等就学支援金支給・・・217億円
●私立高等学校等生徒学費補助 高等教育の就学支援・・・45億円
●新まなびや計画の推進・・・280億円
県立教育施設耐震補強46校 トイレの洋式化など
●県立特別支援学校における通学支援の取り組み・・・1億6,120万円
●中学校夜間学級の設置促進・・・554万円
●教員の働き方改革の推進!
業務アシスタント、スクール・サポート・スタッフの継続配置・・・9億円
●少人数によるきめ細かな指導体制の整備
いよいよ令和3年より、35人以下学級が小学校全学年にて順次導入されます!
未病改善・地域医療の充実・・・272億円
●糖尿病の未病対策・・・2,391万円
●オンライン診療の環境整備補助・・・1.2億円
●回復期病床等転換施設整備費補助・・・14億円
●がん医療提供体制の充実・・・7億円
●勤務医の労働時間短縮に向けた整備費・・・4億円
障がい者・高齢者福祉・・・1,835億円
●介護給付費負担金・・・1,046億円
●介護施設等の整備・・・50億円
●障がい者雇用対策・・・2,188万円
●リハビリロボット普及推進事業・・・3,373万円
●県民の「いのち」と「暮らし」を守る!
崖くずれ・高潮対策など風水害対策の推進 前年度比96億円増・・・560億円
●道路・橋りょう・港湾等の整備による 緊急輸送体制の確保等・・・271億円
●市町村の複合災害に対応する資機材整備費補助など・・・47億円
●サギ対策!迷惑電話防止機器の普及補助・・・9,575万円
●自治会など防犯カメラ設置支援・・・2,000万円
●人工衛生を使った防災通信網の整備・・・20億円
●交通事故の防止 交通安全施設整備費・・・41億円
道路標示468km補修や信号機LED化、老朽化標識の更新
県内産業の活性化 465億円
●地産地消推進のための技術開発・・・7,605万円
●鳥獣被害対策の強化・・・2,075万円 イノシシやシカの捕獲奨励金上乗せ交付など
観光振興・プロモーション 22億円
●神奈川県観光魅力創造協議会運営事業・・・2,111万円
●地元かながわ再発見推進事業・・・15億円
スマートエネルギー推進 6億円
●太陽光発電初期費用ゼロ推進事業費補助・・・8,050万円
●EV活用自家消費システム導入補助・・・3,100万円
●水素エネルギーの導入促進・・・1億円
●セーリング競技開催準備・・・4億4,929万円
●警備体制の強化・・・1億6,600万円
●今後のスポーツ活動推進・・・2億331万円