今回の取り組みは地球温暖化が騒がれる昨今、
市内のみどりを守るだけでなく市有地に積極的にみどりを
創出しようというもので、逗子小学校外周にある土手が緑化ポイント。
逗子小学校生の父母の方々も加わり、総勢20名ぐらいで土手を耕し、
腐葉土をすきこむなどして幅3メートル、長さ25メートルの間に,
160本の苗木を植樹する準備を進めました。
「いのちの森」とは、その土地本来の潜在自然植生に基づいた広葉樹の森で、
多様な生物を育むことからいのちの森と言われます。
今回は、森とまではいきませんがスダジイ・タブノキ・アラカシなど9種類の常緑広葉樹とコナラ・クヌギ・モミジなど3種類の落葉広葉樹の計160本の苗木が
逗子小学校3年生全員の手で植樹されます。
子どもたちには素晴らしい体験となることでしょうし、
学校は地域の防災拠点である事から木が大きくなれば延焼から市民の生命も
守ってくれることでしょう。
逗子葉山はまだまだ緑が残されているものの、その多くは
市街化調整区域の山の緑であり、市街地の緑は年々減少傾向です。
今回のような市街地の緑化は、一層自然を身近なものとし我々の心に
安らぎを与え続けることでしょう。
(個人的には、柿やビワなど食べられる物を植えると楽しみも増えるのでは・・・)
今後ともホトトギス隊の活動には、積極的にかかわりたいと思います。
約2時間、土を耕し流した汗はすがすがしいものでした。