海開きは、アロハシャツで参加するのが逗子スタイル!
神事から始まり、海上保安庁のヘリコプターによる救出訓練なども行われるなど、皆で海難事故が起きないように祈願します。
地元のフラダンスチームが踊りと色鮮やかな衣装でビーチを盛り上げる頃には、
気温も上昇し、浜辺では早速、泳いでいる人が多数いました。
開設期間は8月30日まで。
昨年は40万人を超える人出がありました。
湘南エリアの「海開き」は、鎌倉市が6月28日、藤沢市が7月1日からですが、
となりの葉山町は、7月11日からとなっています。
葉山町は財政事情により、ライフセーバーの人件費などを抑制したために
「海開き」が遅くなりました。
湘南エリアの自治体にとって、夏の海は自慢の地域資源であり、神奈川県においてもブルーツーリズムなど観光振興策を検討している中で寂しいものがあります。
先日、観光消費による神奈川県経済への貢献度が発表されましたが、平成18年度の神奈川県内観光消費額は6517億円、生産波及効果は8615億円、
雇用効果は8万7千人、税収効果が918.9億円あると報じられました。
現在神奈川県では、観光を主要産業とする為、神奈川県観光振興条例の検討が急ピッチで進められています。
青い海とみどり豊かな自然に囲まれる逗子市・葉山町・鎌倉市などが連携すれば、自然をフィールドとした「グリーンツーリズム」「ブルーツーリズム」の神奈川県モデルとなる潜在力があるはずです。
今後、いずれの自治体も厳しい財政状況の中、歳出抑制だけではなく、いかに歳入増を図るのかという発想が求められると思います。
観光振興には、新たな自治体運営の可能性があり、国・県・市町村・関係団体などが連携することでより大きな効果が生まれると考えます。