市民出資型風力発電


        石狩市にあるブレード直径82m出力1500㎞の風力発電

9月2日~4日の日程で、近藤の所属する県民企業常任委員会の視察が行われます。

2日は、北海道石狩市にある「市民風車」と言われ親しまれている市民出資型の風力発電事業の取り組みを調査しました。
NPO法人北海道グリーンファンド、(株)市民風力発電、(株)自然エネルギー市民ファンドの関連3法人によって設置される風力発電施設は、NPO北海道ファンドが会員の通常電気使用料金に5%を上乗せした料金を寄付金として集める
「グリーン電気料金システム」と(株)自然エネルギー市民ファンドが市民の出資(一口50万円)を募る等、
多くの市民の出資や寄付等によって建設される事から「市民風車」と呼ばれています。

日本にはおよそ1300基の風力発電施設がありますが、
その内の11基が「市民風車」との事です。11基の風車には、約3400人が出資に参加し、
集まった資金は約20億円にもなるとの事!!
地域に存在する未利用な自然エネルギーを地域住民の手で地域に生かせる素晴らしい事業であると思います。
あわせて環境問題への意識啓発、自然エネルギーへの関心の広がりにも貢献し、
住民が個人レベルで地球規模の課題に取り組めるものです。

近藤も前回松沢知事に対して大型風力発電施設導入の提案をしました。
その時は、安定した風力を神奈川県ではなかなか得られないという事で理解を得られませんでした。
今回の視察を生かし、神奈川版「県民自然エネルギー」の導入を提案するために準備を進めます!
神奈川には潮力、地熱等検討に値する未利用エネルギーがあります!!

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