国営公園内にある「青少年山の家」

3日に行われた県民企業受任委員会視察は、平成元年に設置された国営滝野すずらん公園内にあり、
札幌市が指定管理者として指定する(財)公園緑地管理財団が運営する「青少年山の家」。
同施設は、青少年が自然に親しみ、自然の中で集団生活、野外活動などを通して創造性と豊かな心を育み、
心身ともに健全でたくましい青少年の育成を図ることを目的としたもの。

宿泊やキャンプをして登山やスノーハイキング、野外炊事やキャンプファイヤー等、
様々なオリエンテーションが出来る施設であり年間7万人以上もの人が利用しています。
公園内には5つの沢が流れ、4つの滝があり良好な樹林が残され多くの野鳥や小動物も生息しており、
公園の境に設置されているフェンス際ではヒグマやエゾシカも出没するとのことです。
雪に閉ざされる冬季でもキャンプファイヤーが出来る場所が室内にあることには驚かされました。
環境教育のプログラムを進めるために至れり尽くせりでありますが、いささか整備されすぎではと考えさせられました。
広大な敷地に敷き詰められた芝生、後から植えられた樹木も多数あるとのことで、
もう少しあるがままの自然の姿で青少年の野外活動や環境学習が出来たらと思わざるを得ませんでした。

神奈川県においても、近藤の選出区である三浦半島に国営公園を誘致する活動があり、
近藤は国営公園を実現する促進期成同盟会の参与であります。
国営公園は国が所有等権限を取得するので、誘致できれば常に開発圧力のかかる三浦半島の良好な自然が守られるため、
県議会でも知事に対して誘致実現の立場で質問も行っています。
しかし、国営公園は国立・国定公園のような自然公園でなく都市公園であることから広場や遊戯施設など
利用度の高い公園を整備することになるため、誘致には様々な議論が必要であります。
近藤が求める三浦半島国営公園は、青い海とみどり豊かな国営公園であり、自然の改変は最小限に止めるものです。
政権交代もあり、期成同盟会として誘致実現のために国に対する要望活動も改めて行われるものと
考えますのでしっかりと意見していきます。
同日、北海道立道民活動センターの視察も行いましたので後日報告します。

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