21日、逗子市にある豆腐屋「とちぎや」で幻の大豆と言われる、相模原市津久井地域で収穫される「津久井在来大豆」を使った味噌づくりに参加しました。
「とちぎや」は、県内自給率の向上や地産地消を支えるという考えのもと、津久井在来大豆を使用した豆腐づくりや納豆やおかし等の販売も行っている近藤オススメの店です。
幻の大豆の所以は、安い輸入大豆などの影響で栽培農家が激減し収穫量も減ったためです。
津久井在来大豆の特徴は、他の大豆より糖分が高い事!
豆腐にしてもコクと甘みに驚かされます。
味わい深い大豆を懐かしみ、地元で復活の機運が高まっています!
味噌づくりは、ゆでた大豆を潰しながら麹と塩に混ぜあわします。
丁寧に大豆を潰すのが味噌づくりのポイントですが、近藤の味噌はゆっくり大豆を潰す時間がなくかなりワイルドなものになりました!
熟練のお母様から、「素材がいいから大丈夫だよ」と聞いて一安心。
隣で丹念に味噌づくりをしていた小学生との違いが気になりますが、半年後の熟成した味噌が楽しみです。
県では特産品となる神奈川ブランドづくりに力を入れており、新年度予算案においてもかながわオリジナルの「湘南ゴールド」(柑橘類)の生産拡大対策費が約230万円計上されています。
津久井在来大豆も神奈川ブランドになる資質十分!
甘くてコクのある豆腐を多くの方が味わえ、カロリーベースで3%と低迷する県内食料自給率も向上するように活動を続けます。