8/18(2日目)
本日も晴れて猛暑です!
野球部は野島からジョギングして横須賀スタジアムへ。(これだけでも疲れそう・・)
山田高校、逗子開成高校と合同練習です。整備されたスタジアムでの練習は、気持ちよさそうでした。お昼は池子区会の皆さんが作ってくれたカレーをいただきました。今回のイベントは本当に沢山の方々に協力していただきました。ありがたいことです。
午後は逗子高校に移動して交流試合。
山田高校VS逗子高校、山田高校VS逗子開成高校
猛暑の中、みんながんばって戦っていました。
吹奏楽部は、夜の本番に向けて、練習の大詰めです。今日はプロのSAX奏者である岩本伸一さん、逗子高OBの田口雄太さん、そして「K点を越えて」の作曲者である、高橋伸哉先生が指揮をしてくれます。こんな経験はめったにできません。みんなも緊張気味でしたが、先生の教え方がとても分かりやすく、生徒達にはとても勉強になったと思います。
夕食は楽屋でピザを食べました。数年前から山田町にはピザ屋がなく、隣町から宅配してもらっていたそうですが、東日本大震災で、隣町のピザ屋も潰れてしまったそうです。久しぶりのピザで、生徒さん達も喜んでくれたようで、きれいにたいらげてました!
午後7時、SSPCチャリティーコンサートの始まりです。
会場の逗子文化プラザは、お客様で大盛況!!正直、逗子でこんなに人が集まることはあまりありません。私達実行委員会も予想以上の動員数に、慌てふためいてしまいました。
来ていただいたお客様には、席がない、当日券の販売でお待たせしてしまったりと、大変迷惑をかけてしまいました。申し訳ございませんでした。
こうして、満員の中コンサートが始まりました。
初めに湘南ユースオーケストラによる演奏。逗子で練習活動をしている青少年オーケストラです。
それから山田町からのメッセージ、DVD上映がありました。地震・津波による山田町の甚大な被害、住民の生の声を見聞きし、会場は静まり返り、涙につつまれました。山田高校の生徒さんの6割が被災認定(家が全壊、半壊、収入の著しい減少)を受けているそうです。復興はこの先もずっと続いていきます。今だけでなく息の長い支援をしていきたいと思いました。
第二部は山田高校、逗子高校、逗葉高校、逗子中学校の吹奏楽部による合同演奏です。
K点を越えてをはじめ、中にはマル・マル・モリ・モリやAKB48等ポップな曲も演奏して、みんなが楽しめる演奏会だったと思います。
そしてアンコールは全員参加の「翼を下さい」曲の最後に各校のプラカードが一斉に上がり、客席にいた野球部の生徒達も立ち上がり、プラカードを掲げ熱唱しました。
会場内は大盛り上がりです!みんなが手拍子したり歌ったり、今度は感動の涙です。
大震災・津波被害という、想像を絶する経験をしながら、それでも前を見つめ進んでいる山田高校の生徒達、そんな姿を見て、逗葉地区の高校生達も色々と感じる所があったと思います。
そんな色々な思いをひとつにまとめて、みんなの心に響き、感動を与えてくれる音楽って、本当にすばらしいなと思いました。そして何より、みんなが楽しそうでした!
コンサートが終わった後の募金活動は、皆さんが協力してくださり、なんと\226,981も集まりました!!(その他、協賛金等、又後日ご報告致します)ありがとうございました。
このコンサートにこんなに沢山お客様が来て下さったのも、募金に協力して下さったのも、皆さんが東北の方の為に何かしたい!と言う思いの表れだと思います。
そんな人々が住む、この逗子・葉山、最高です!!(もちろん他の地区も方もですよー。)
さあ、明日はいよいよ最終日!