葉山町長選挙は15日に投開票され、新人で前町議の山梨たかひと氏(34)が同じく前町議の伊東圭介氏(44)を抑えて初当選しました。
現職の森英二氏(72)は、約1300票と前回の四分の一にまで票を落をとし落選。
投票率は、前回には少し及ばなかったものの57.26%と他の選挙区に比して高く、山梨新町長は過半数以上の信任を得て初当選しました。
まずもって地域主権改革や厳しい財政状況で自治体運営を迫られる町長の選挙に立候補した3人の覚悟に敬意を表します。
初当選した山梨新町長は、町制施行後10人目で最年少の町長となります。
12月半ばの選挙1ヶ月前まで立候補表明をしなかった山梨氏の出遅れを誰もが指摘していましたが見事な当選、72歳の前町長の自治体運営に対し危機感をもった町民の思いが、34歳の最年少町長誕生へと大きく動いたのではないでしょうか。
立候補表明から1ヶ月で当選するのには、山梨氏の日頃の地道な活動があったと考えるべきでしょう。
山梨氏が自分の足で毎議会ごとに報告を配っていた事を近藤もよく知っています。
それにしても現職森氏が、これほどまで票を落とすとは予想できませんでした。
前回、森氏を町長にした陣営が山梨新町長にシフトチェンジしたことは、葉山住民なら誰でもわかっています。
この振り子のブレは何なのでしょうか。。。
是非とも若い町長を今後も支えてもらいたい。
地元で一人しか選ばれない県議会議員として、葉山の未来のために新町長と連携していく事を覚悟します。
町長選挙
山梨たかひと 7911票 当選
伊東圭介 6158票
森英二 1372票
町議補欠選挙
まちでら信司 5083票 当選
近藤昇一 4051票 当選
加藤清 3278票
杉野仁 2477票