1月27日付で発行した近藤の県議会ニュースvol.29をブログにもUPします。
交通インフラの整備・再構築が必要です!
今後20年で県が管理する道路施設の約7割が建設後50年を迎えます。人口減少・超高齢化で行政運営がますます厳しくなる中、高度経済成長時期に整備されたインフラの老朽化対策が重くのしかかります。
利用者の安全・安心を確保しつつトータルコストの縮減・平準化を目指すため、県はH.28年道路施設長寿命化計画を策定しました。定期的に点検・診断を行い、支障が生じる前に保全する【予防保全型】の維持管理を行うことで、今後50年間で約1,360億円のコスト縮減を見込んでいます。それでもなお、今後10年間で毎年約30億円のコスト増が見込まれています。
持続可能な自治体運営の実現には、インフラや施設の統廃合・高度化によるトータルコストの減少と、住民サービスの向上を両立させるマネージメント感覚が必要。そして無用なコンクリートを廃し自然とともにあるまちにしたい。
一般質問三浦半島の交通の改善を!
三浦半島地域では依然として各地で交通渋滞が発生している。三浦半島地域を活性化していくため、また災害時の避難経路の確保という意味でも、交通ネットワークの整備と道路公社管理道路の一層の利用促進が欠かせない。
近藤東京オリンピック・パラリンピックに向け、三浦半島中央道路の整備や逗葉新道の無料化を進めるべき!
知事答弁本町山中有料道路と三浦縦貫道路は公社が有料道路として建設した県道であり、30年の料金収入で建設資金を償還した後は無料開放する。しかし逗葉新道はこれら2路線と異なり無料開放を前提としていない。無料化にあたっては公社の経営に与える影響を見極める必要があるが、『三浦半島中央道路』の北側区間が開通すると『逗葉新道』の役割も変わってくると考えられるため、そうした時期を目処に、無料化について公社や地元市町との調整に取り組んでいく。
近藤逗葉新道の無料化について検討すると県政史上初めて答弁をいただきました。 オリンピックやワールドカップの開催により一層の渋滞が予想される。期間限定でも無料にするなど、 様々な可能性を否定せずに逗葉新道の無料化について検討いただきたい。 中央道も地質調査や測量を行っているが、 早期着工に向けスピード感をもって取り組むように求めます!
小坪海岸トンネル付近がけ崩れ
H.28年9月23日、逗子市小坪5丁目地内で2回にわたり崖崩れが発生。同日より逗子マリーナから鎌倉材木座へ抜ける小坪海岸トンネルは、歩行者も含め全面通行止めとなりました。県・市合わせて約3,800万円かけ応急復旧工事を行い、11月18日通行止めが解除されました。
近藤崩れたがけは、昭和39年施工のコンクリート吹付け工法。危険の伴うがけ地対策、比較的工事が容易なため様々な場所で施工されています。経年劣化が早いため、他の場所の緊急点検するなど対応を求めました。
神武寺トンネル拡幅工事 総工事費 8 億 8 千万円/完成H.30 年 3 月
昭和38年築の沼間5号(市道)のトンネル。通学する小中学生、車椅子の人、ベビーカー利用者など、歩行者の安全を確保するため、延長80.5mの神武寺トンネルの拡幅整備が行われています。工事期間中、歩行者は通行できますが(一部夜間を除く)、車両は通行止めとなります。
近藤このトンネルも建設後50年を経過しています!近藤に工事渋滞への対応を求める声が多く寄せられています。工事が長期的になることから、信号機のタイミングを調整するなど対応をお願いしています。
三浦半島中央道路トンネルの 速度規制が 40km→50km に緩和!
11月18日南郷トンネル入口から湘南国際村入口 までの2.4kmにわたる3つのトンネル箇所の速度規制が40km→50kmに緩和されました。
近藤この道路は中央で下り坂になり、地元民でもかなり気をつけていないと規制速度を守れない道路でした。信号も横断歩道もない一直線のトンネル道路であることから速度緩和を求めてきて、ようやく実現しました。交通過疎とされる三浦半島の道路の屋台骨であり、地震災害による津波被害で海岸線に集中する道路が機能不全になった場合に、避難経路となる重要な路線です。
相模ダムの大改修!
ダムは県所有の最大の公共施設です。神奈川県には 4 つのダムがあり、 914 万人県民は節水や渇水に見舞われることはありません。 工業用水や水力発電に使われる多目的ダムであり、本県の発展はダムなしには語れません。 1947 年の完成から今年 70 年目を迎える相模ダムが工期 15 年・費用 200 億円をかけて大改修することが決定しました。 全国でも前例のないダムの大規模改修となるため、国土交通省も支援するなど、 今後の公共施設の維持修繕のあり方について全国が注目しています。<
H.28年度活動レポート(8月〜12月 視察を中心に)
8/2熊本城被災現場へ
早朝の時間を使い有志で熊本城の復旧被災現場へ。被害の大きさに言葉を失いました。これより熊本県庁へ向かいます。(議会運営委員会視察)
8/21仙台湾復旧現場へ
東日本大震災発災から5年、仙台湾南部の海岸堤防の復旧現場に入りました。津波多重防御の第一堤総延長29㎞というスケール!
9/20知事に一般質問
◎原子力艦の原子力災害対策
◎海洋エネルギーなど再生可能エネルギーの導入拡大
◎逗葉新道無料化や三浦半島地域道路の整備など全10問
10/26平塚の 農業技術センターへ
都市農業や近代IT農業の最前線を学ぶ。個人的にはトマトの水耕栽培に興味あり。(経済活性化・産業振興特別委員会の県内調査)
11/11神奈川県友好提携 35 周年
親善代表団として米国メリーランドへ。
大統領選から3日、アンチ トランプ デモに遭遇。多くは若者たち。トランプは、時代の変革者になるのかそれとも破壊者なのか。
11/16鹿児島の地熱発電へ
九州では8基の地熱発電所が稼働し、山川発電所は1万5千世帯に電力供給。日本の地熱埋蔵量は世界3位!原発に依存しない社会を構築したい。
12/21熊本の 動物愛護センターへ
職員の並々ならぬ情熱により犬猫殺処分ゼロを続けています。犬猫の優しい顔からもセンターの努力がうかがい知れます。
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