福島第一原子力発電所事故により原発の安全神話は脆くも崩れ去り国民の放射性物質や放射線に対する見かたは厳しさを増しています。
神奈川県では黒岩知事が岩手県や宮城県の震災がれき受入れを表明しましたが、やはりここでも放射性物質の拡散につながるとして大反対の声があがっています。
近藤は、原発由来の放射性物質の長期的な健康被害や環境影響がよく解らない以上、再拡散を防ぎ厳重に保管せざるを得ないと考えています。
ただし原発事故が起こってしまったからには、恐れるばかりではなく、情報を収集し、勉強を重ね、自治体などと協力をしてより安心して暮らせる社会を作っていかなければなりません。自治体や住民による放射線量の計測が積極的に行われているのは、その表れであります。
しかし現状を知る取り組みとしては素晴らしいのですが、マイクロシーベルトやベクレルとして計測されるその数値がいかに環境や健康に影響を与えるのかという情報が無さすぎると思いませんか?
この度、逗子市の主催で「生活環境での放射線について」と題したセミナーが開催されるのでお知らせします。
講師は元理化学研究所研究員の岡野真治さん。
岡野さんはチェルノブイリ原子力発電所事故や福島第一原子力発電所事故が発生した場所等で放射線を詳しく測定し続けてきた専門家であるとの事。
御用学者とは違うその物言いは、鎌倉で開催されたセミナーでも好評だったそうです。
開催日は、2月25日(土曜)10時~12時。
逗子市役所5階 会議室。
定員150名(定員になり次第しめ切り)。
参加費無料。
手話通訳あり、託児についても先着5名(未就学児)のみですが受付けています。
申し込みは、お名前、お住まい、ご連絡先を電話・FAX・メールまたは直接市役所防災課にて受付けています。
電話046(873)1111防災課まで。
FAX046(873)4520
メールbousai@cityzushikanagawa.jp
近藤も認識を深めるために駆け付けるつもりです。