本日30日をもって神奈川県に発出されていた緊急事態宣言が解除されます。
新規陽性感染者も減少を続けており、神奈川医療提供体制のステージもランクが下がり、「延期が可能な入院・手術の延期」も解除が決定されるなど医療環境の改善が一定見られます。医療ひっ迫の状況で新型コロナウイルス感染症に懸命に対応して頂いた医療従事者の皆様、感染対策にご協力いただいた県民・事業者の皆様に感謝申し上げます。
しかしここで制限を一気に緩めてしまえば、感染がリバウンドし、再び医療のひっ迫をも招くことにつながりかねません。
神奈川は1都3県で連携し、国の基本的対処方針に基づき、これまで行ってきた要請を段階的に緩和することとしました。
具体的には、明日10月1日から24日までを「リバウンド防止措置期間」とし、県内すべての飲食店に対して営業時間の短縮を要請するとともに、感染防止対策の取組状況に応じてこれまで行っていた酒類提供の一律停止の要請を緩和します。
マスク飲食実施店の認証を受けた店舗については、営業時間を21時まで、酒類の提供は20時までとなります。
マスク飲食の認証を申請中の店舗については、認証を受けるまでの間、営業時間を20時まで、酒類の提供は19時30分までとなります。
さらに、その他の店舗については営業時間を20時まで、酒類の提供を終日停止とします。
緊急事態宣言が解除されたことを受け、県からのあらたな要請に応じて頂いた事業者に対して支払う総額367億余万円の補正予算が成立しました。
県民の皆様、事業者の皆様には、引き続きご負担をおかけすることになりますが、
感染のリバウンドを回避し、一日も早く日常を取り戻せるようにしたい。
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