早速、産卵場所を掘り起こし確認したところ、
ウミガメは産卵のため逗子海岸に上がって穴を掘ったようですが、
気温が低かったためか産卵せずに、また穴を埋めて海に戻ってしまったようです。
ウミガメは通常23℃以上産卵します。
昨晩の気温はそれよりも1~2℃低かったようです。
昨年は卵が発見された後、町内会や有志でウミガメパトロール隊を組み、
子ガメが孵るのを見守りました。
ウミガメが産卵に来るということは、安心して産める環境があるということ。
もしくは海岸侵食など環境の変化が進み、
安心して産卵できる場所が変わってきたのでしょうか?
逗子海岸は県のパイロット事業として、
平成15年より5年間養浜を行ってきた経緯があります。
本日はなんと、平塚海岸でウミガメの産卵が確認されています!
本年は平塚海岸、藤沢海岸で3ヶ所亀の産卵が確認されているのです!!
卵は60~80日で孵化し、8月に子ガメが海に戻っていきそうです。
逗子海岸にウミガメがもう一度戻ってきて、
無事卵を産んでくれることを祈ります!
※黒い影のような場所がカメが産卵しようとした場所。
確認後、砂を戻してあります。