学童保育連絡協議会との意見交換

民家を借りて運営しているりす子どもクラブ。
75㎡未満の子どもクラブに20人以上の子どもが通っています。
逗子市には、池子、沼間、桜山、小坪、逗子エリアの5施設があり、
約170人の児童が通っています。

年々、放課後児童クラブ(学童保育)への期待が増大する中、
施設の狭さや、耐震性の問題、
民家の借家契約更新ができるのか等、
施設に対する要望を多数いただきました。
その他にも指導員の待遇(人件費を含む)や
神奈川県の補助についても
貴重な意見を頂きました。

先般行われた6月定例県議会では、
神奈川県放課後子どもプラン推進事業県補費助が
国の補助内容を下回らないように財政措置をするための、
請願の紹介議員にもならせていただきました。

県では、学童保育事業の実施主体である市町村とともに支援を行い、
「放課後児童健全育成事業」の充実に努めてきたところであり、
国の補助要綱に基づいて、県の補助要綱を制定し、
国とともに市町村に対して助成をしてきました。

しかしながら、国は平成19年度に250日以上開設している事業所に対して
補助を出す「開設日数加算額」を新設しましたが、
県では適用しておらず、国基準を下回る状況となっています。

請願は、全会派一致で了承!され、
現在県では平成20年度について、
国基準を反映した補助金交付要綱の作成をすませ、
財政部局の決済を得るところまできています。

少子化の時代に他学年の子どもと
兄弟のように放課後の時間を過ごすことの出来る
学童保育の存在は貴重です。

安心して働きながら、子どもを育てるためには
安定した学童保育のあり方が必要であり、
子どもたちの笑顔を大切にし、
指導員の先生がやりがいと誇りを持って働ける
環境の実現にむけ引き続き活動してまいります。

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