2024年5月26日
【海の砂漠化 磯焼け対策】
沿岸部の海藻類が消失する磯焼け。
163人の方に参加いただき、逗子の浪子不動まわりの平磯で磯焼け対策を実施しました。
採捕したムラサキウニは約800kg、葉山の畜産家である石井ファームさんの協力を得て堆肥化して農業利用します。
原因は複合的ですが、海水温が上昇し海藻を食べるムラサキウニが大量繁殖しています。
1㎡あたりのウニの密集度は36個。。
県水産技術センターのアドバイスで、
対策エリアを絞りウニを採捕して1㎡の密度を1〜3個にして海藻の復活を待ちます。
対策を続けるエリアには、ワカメやヒジキが戻りつつあります。
海藻群を復活させるには、息の長い取組みが必要となりますが、多くの方々と地元の海の状況を共有し活動を続けたい。
参加いただいた皆さまお疲れ様でした
放卵をはじめているムラサキウニ。
ヒジキの幼体をあちこちで確認できました。