神奈川県議会5月臨時議会

給与に関しては、「100年に一度」と言われる経済危機に応じ、
人事院の勧告に基づき民間との均衡を図るために6月期の期末手当などを
0.2ヶ月分引下げました。
通常12月期に人事院からの勧告があり調整をしますが、
12月期の期末手当で1年分を清算すると大きな減額となる可能性があることから
県政史上初の6月期での減額となりました。

人事院の勧告からも景気の悪化が読み取れます。
今回の期末手当などの引き下げ総額は、県職員総額で約76億円、
県議会議員総額で約2500万円となりました。
県議会議員の期末手当などについては2月定例議会で、
10%の減額決定をしたばかりですが今回の決定でさらに0.2ヶ月分を
減額することとなります。
民間では、賞与の大幅削減は勿論、基本給カットに踏み込む企業も
増えています。。
失業率の上昇も止まりません。
「100年に二度、三度」も経済危機が起こらないよう取り組みを強化します。

臨時議会において議会の議長、副議長とともに各常任委員会、
特別委員会などの配属も決まりました!

私は県民部や企業庁を審査する県民企業常任委員会に所属します。
昨年度、策定された文化芸術振興条例・計画について、企業庁の水道事業や電気事業については、以前より議論したいと考えていたので今から楽しみにしています。

特別委員会は安全安心推進特別委員会に所属をします。
治安・災害対策や基地問題について議論をしますが、こちらも提案したいことが
たくさんありますので6月定例会の委員会開催に向けて今から用意をしています。

5月臨時会もいろいろなドラマがありました。
榎本前議長が自民党会派を除名されて、ひとり会派になりました。
あえてコメントしませんが、除名騒ぎが臨時議会最終日だったため議会人事に
様々な影響を与え、議会が終わったのは22時頃でした。
無論、夕方からの予定はすべてキャンセル。。。
予定どおりに進まぬことの多い議会は、まるで生き物であると感じた最終日でありました。

(最終日夜の会派室)

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