松沢知事とともに米海軍池子住宅地区視察

逗子市域の約17%を占める米海軍池子地区。その多くは未利用の緑地です。
旧海軍に接収されてから半世紀以上、弾薬庫として使用されているときには大火災を起こしたこともありますが池子の森は再生し、
緑深く誰も踏み込んだことのない場所が多く残されています。
松沢知事は、池子の豊かな自然に驚嘆し、平井市長のもとめる緑地公園構想に理解をしめしていました。

横浜市域の住宅追加建設予定地を初めて踏みしめましたが、逗子市域と横浜市域をつなぐ約190メートルのトンネルを抜けると、
まるでタイムトンネルを潜ったかの錯覚を覚えました。
トンネルは風雨にさらされ変色したコンクリート製で、
幅は無いものの高さのある楕円形。
トンネルの先は、切り立った崖にコケがむし、
岩肌を流れる水がジャングルを彷彿とさせるものでした。

未だに重厚な扉で管理されている旧弾薬庫に、古めかしい消火栓。
戦中戦後の混乱期に建てられたであろう様々な軍事施設。
手つかずの自然に目を奪われながらも混乱期の池子に何があったのか
思いを巡らせました。
緑地公園にとどまらず、歴史遺産公園としても保全活用出来ればと
考える次第です。

市是であり県是である基地返還を実現するのには、
様々な議論・手続きが必要でありますが、
両首長をはじめ様々な関係者と連携して返還を現実のものとしたい。

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