逗子市でサケが遡上


9日、逗子市を流れる田越川でサケを5匹目撃しました。
場所は、近藤の事務所の目の前で、河口から1.5キロ上流の下田橋付近。
砂利底にくぼみを作り、一回り小さなメスにオスがちょっかいを出し、産卵を促しているようでした。
近藤が見たのは、一回り小さなメス2匹と、約80センチはある大きなオス3匹。
オスが1匹多いせいか、5匹はまとまりを見せず、砂利のある場所を中心に行ったり来たりしていました。
近藤のところには、数日前からサケの確認情報が寄せられ、中には1キロほど上流部で2匹の死骸を発見したという情報もありました。
今月に入り藤沢市や横須賀市でもサケが確認されており、新聞報道では「迷いサケ」とのことですが、逗子市では3年前よりサケの稚魚を放流しているグループがいるという情報もあり、なぜサケが逗子市を遡上してきたのかは定かではありません。
本来、産卵のためにサケが遡上する南限は千葉県の利根川とされている事からも謎は深まるばかりです。
下田橋付近には、コイやウナギに草魚にカメにブッラクバスなど在来種から外来種まで、満潮時にはボラや黒鯛にハゼと海の魚まで上がってきます。
天敵も多くサケの孵化は絶望的と考えます。。。。
近藤は、川を泳ぐサケを見るのは初めてであり興味深く観察しましたが、先週報告したエチゼンクラゲに続き、いるはずのないサケを素直に歓迎できませんでした。

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