三浦半島国営公園設置のために


25日県庁にて「三浦半島国営公園設置促進期成同盟会」の総会が約6年ぶりに開催されました。
同盟会は、首都圏において貴重な緑がのこされている三浦半島の自然を国営公園として保全・再生し次世代に継承する事を目的としています。
会長は松沢知事で、近藤は参与をつとめています。
顧問に県内選出国会議員が名を連ね、会員には横須賀・逗子・葉山・三浦の各首長や3市1町の商工会長などがいるなど、かなり大きな組織です。

近藤は、県議に当選するとすぐに三浦半島の貴重な自然を守るために、松沢知事に対して国営公園実現にむけた質問をしました。
同盟会の早期開催についても質しており、ようやく現実のものとなりました。
当然ながら本日の総会においてもまっ先に意見をのべ、4点にわたる提案をしました。

1点目は、国営公園は都市公園として整備される為、活用に力点がおかれるが、三浦半島の良好な自然環境に鑑み、既存の国営公園整備ではなく自然再生と保護を中心にすること。

2点目は、池子米軍家族住宅にかかる「池子の森・神武寺地区」は、将来国営公園の位置付けを協議する地区となっているが、一部返還が協議されていることから「国営公園連携地区」に格上げすること。

3点目は、池子米軍家族住宅地区には、弾薬庫など戦争遺産が良好な状態で残されていることから、歴史公園として活用すること。

4点目は、期生同盟会の総会を年一回など定期的に開催すること。

以上の4点を提案し、多くの参加者から同意や理解を得る発言をいただきました。
三浦半島には、葉山町の日本の渚100選に選ばれる海岸や横須賀市の浦賀ドッグ跡、三浦市の日本重要湿地500に選ばれる小網代や逗子市と葉山町にまたがる南関東最大の国指定史跡長柄桜山古墳など多種多様な地域資源があります。
国営公園を中心に、三浦半島全体を大きな公園としてとらえ、保全整備し次代にのこしていきたい。

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