藤沢市が津波避難拠点整備を検討

藤沢市が津波避難を想定した県内初の複合防災拠点を整備する方向で検討を始めています。
場所は、片瀬海岸の一画で江ノ島大橋の近く昔の江ノ島水族館があった場所です。
具体的な施設内容や整備手法は今後決めていくという事ですが
東日本大震災以降これまでの津波被害想定が覆されるなかで藤沢市の対応は大いに評価できます。

神奈川県も江ノ島にある湘南港港湾管理事務所建て替え実施設計を
津波避難場所が確保できるように設計変更の補正予算を計上しています。
すでに出来上がっていた実施設計を見直すものですが県の取り組みも評価したい。
今後取り組む公共事業などは、常に防災減災という視点をもって取り組むべきである。

相模湾で想定されている津波は大きさよりも海岸到達の早さが指摘されており5分で高台に逃げろとも言われています。
神奈川県では、現在津波浸水想定を見直しており9月2日には中間とりまとめが発表されたばかりです。

藤沢市のみならず鎌倉・逗子・葉山では夏のシーズンの海水浴客や通年マリンスポーツを行う人々が
多数海岸線にいるため津浪対策強化が急務です。

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