逗子の土壌から基準値を超えるヒ素が検出

近藤の地元逗子市にて、予算化された県営逗子桜山団地建て替えに伴う工事で土壌から環境基準を若干上回るヒ素が検出された。
基準値は0.01mg/㍑で今回検出されたのは0.012mg/㍑。
逗子市では、なぜか時々ヒ素が検出される。
数年前にも長柄桜山トンネルの工事で検出されました。
地質学に詳しい、活断層調査会によると自然由来のヒ素が逗子市には分布しているとの事。
建設発生土を受入地に搬出するためには28項目の土壌汚染調査が必要ですが、今回問題になったはヒ素のみです。
24年度は第一期工事として60戸分の建築に着手する予定ですが工期に遅れが出ないよう見守りたい。

*ヒ素とは
自然界のヒ素源は硫ヒ鉄鉱などの硫化鉱物として産出する。
ヒ素の地殻中濃度は1.8ppm、海水中は3μg/㍑前後であり、温泉水など火山地帯での地下水では数十ppmと高いものがある。
ヒ素は毒物及び劇物取締法で毒物に指定され、水質汚濁防止法においては、有害物質に指定されている。

ヒ素による人体に対する害は
ヒ素中毒症状は、体重減少、反復性の下痢と便秘、皮膚の色素沈着、多発性神経炎、肝障害などである。

ヒ素の用途とは
ヒ素の用途には、木材の防腐剤や防蟻剤、ガラス脱色剤や高純度金属ヒ素は半導体の原料となる。
(以上出典は、㈱東京化学同人の環境化学事典による)

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