津波詳細情報の携帯メール一斉配信がスタート!

神奈川県は、本日15日午前10時よりNTTドコモの緊急速報サービス「エリアメール」を活用し、
気象庁が発表する津波警報の第一報に加え、津波の高さ、津波の到達予想時間などの詳細情報を
県内沿岸地域内のNTTドコモの携帯電話にメールで自動一斉配信します。
配信地域は東京湾沿岸の横浜、川崎、横須賀各市と、相模湾・三浦半島の沿岸14市町。

気象庁が発令する第一報とは、「大津波」「津波」と警報の種類を地震発生後3分程度以内で発表するもの。
その後、県から「津波の対象地域」「津波の到達予測時刻や予測される津波の高さ」「津波警報解除」の順に
計4通のメールが配信されます。

神奈川県は昨年9月の補正予算でシステム開発費830万円を計上。
現時点では「エリアメール」を導入しているNTTドコモのみと配信機種が限られていますが、
今後は他の携帯電話会社も「エリアメール」導入を検討しているため、県は配信拡大を検討しています。
東日本大震災以降、地震など自然災害や非常時に役立つ様々なネット・アプリサービスが開発されています。
神奈川県の取り組みと重複するものもあるでしょうが、手厚い情報提供が迅速な避難や減災につながると考えられることから県当局の取り組みは評価したい。
今後も非常時の情報難民が出ないように、ラジオや防災無線などさまざまな情報提供ツールを充実していきたい。

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