逗子・葉山で続く崖崩れ

今年に入り逗子市では2名もの尊い人命が崖崩れで奪われてしまいました。

現場は小坪の磯場の裏に切立つ自然崖。

アプローチが難しく地元の人しか立ち入らないような場所ですが、引潮時には多くの磯が顔をだし潮の香り漂う私も何度となく行った場所でした。

亡くなられた方のご冥福を衷心よりお祈りいたします。

現場は既に立入禁止、崩落ヶ所は民有地であり辺りは国有地も多数あり。

このまま立入禁止というのもしのびなく、いかに対処すべきか考えさせられます。

この磯場の裏手になる逗子海岸側も昨年の台風により崩落、海に入らないと近づけないため目視で確認。その右手で対策工事が進めらているのも昨年崩落した県道路公社保有のロードオアシスのある駐車場。

場所を移し、小坪小学校入口の崩落現場へ。

児童が毎日通う学校入口であり対策は待ったなし。

この休校中に対策を進めたく協議に入っています。

また場所を移し葉山町森戸川の中流域にある河川護岸の損傷を確認。

何故かそのエリアだけ古い石積み護岸であり、補強はされてるも隙間から草木が繁茂していました。

多くのご指摘に感謝します。

前述しましたが、2月に行った代表質問にて逗子市での崖崩れを取り上げ、黒岩知事より今後3年間、5割増しで対策をすすめると確約を得ています。

現場に行くからわかることがある。

これからの出水期までに対策を急ぎます。