小坪漁業協同組合にて次回の磯焼け対策のことやこれまでの成果について共有。
県立水産技術センターの協力を得たことにより、ウニ生息密度データなど研究者の知見が加わったのが大きい!
センターが加わった2021年5/15の第1回からこれまでに8回行った磯焼け対策(ムラサキウニの駆除)の成果について。
(チラシは第7回になってますw)。
定点観測エリアのウニの除去率は31%。
変動があり、面的な対策が必要とのこと。
小さなウニ個体が少なくなり新たに生まれたウニが減っていることを確認。
大型ウニを駆除すると効果が大きい。
2022年3月と5月に実施した時にはワカメを中心に海藻が確認された、冬場の海水の低水温も好影響している。
アラメやカジメなど主要海藻類は極めて少ない。
7月時には海藻の生育サイクルもあるが、やはり磯焼けに。
周辺の深場には海藻群がある場所もあり!
除去率を50%にするためにエリアを限定する。
2つある定点観測エリアの大崎側は、ガケ崩れの危険性があることと、ウニの復活速度を調査するために対策は行わない。
浪子不動側の観測エリア側の対策を強化することを共有しました。
捕獲したムラサキウニは、農業利用するために植物性のオガクズや葉山牛・石井牛の生産者である石井ファームの協力で牛糞などで完熟肥料にします。
次回は9月11日(日)10:30に逗子海岸県立ロードオアシス駐車場に集合。
735style主催。
ウニが刺さらない靴、捕獲したウニを入れるカゴを持参ください。
ウニを捕獲する磯ガネやトングは貸出します(用返却)。
9月10日(土)には逗子マリン連盟が主催する磯焼け対策もあり。
詳細は追って連絡しますが、逗子海岸西浜集合。
逗子マリンBOX前の浜です。
今年、昼間に磯が顔を出す最後のタイミングになります。
地元の海の環境を知る機会になれば幸いです。
※注意:漁業組合の許可や警察に海上保安庁とも連携して実施しています。
普段は貝や海藻など漁業資源を採ると逮捕されます。
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