2023年7月30日のつぶやき

2023年7月30日

県立海洋科学高校の長井実験場へ。
県内で唯一、水産・海洋系の学科を設置する高校で、実習などの体験学習も充実しており今後の日本の水産業を支える人材を輩出しています。
学校と少し離れた場所に長井実験場はあり、まさに様々な体験ができます。
その中で海が貧栄養化しているという仮説のもと、水に触れると鉄イオンを放出する「鉄炭ダンゴ」を使い海藻などの育成実験をしていると聞き訪れました。
海の砂漠化「磯焼け」の対策に取組み早4年となりました。
相模湾いや日本沿岸部の各地で進む磯焼け。
原因は海水温の上昇。
ウニなどによる食害。
もう一つ言われているのが海の貧栄養化です。
山は海の恋人。
漁師たちが海の豊かさを取り戻すために植林などで山を育てることを知っている方も多いと思います。
豊かな山々から微力元素など様々な栄養が川に流れこみ海に注ぎ沿岸部の海の生物多様性を支えているのです。
私も里山に入り様々な活動に参加し山の状況は少なからず知っています。
植えっぱなしの杉や檜、陽の光が入らない真っ暗な里山。。
里山の多様性が海の多様性を支えている。
山・川・海の連続性が大切であると。
整備された河川護岸など都市インフラが森と海のつながりを遮っているとも考えます。
この鉄炭ダンゴが微力元素の放出を続け、海の貧栄養化を改善する。
鉄船が係留されている場所は、海底がヘドロ化しないことや磯焼け対策に鉄を投入するなど鉄分(鉄イオン)が海中環境に好影響を与えることは聞いたことがあり、県立高校が実証実験をしていると知り駆けつけた次第です。
実験水槽ではアマモが育てられており常に海水が循環していました。
海水が循環していることから、いずれも汚れはありませんが、鉄炭ダンゴが投入された水槽は多様な海藻が確認できました!
同じ条件で水槽を管理しているのにこの違いは何なのか⁉️
発明者の杉本幹夫さんの研究成果を海洋ジャーナリストの内田正洋さんより何度かレクチャーを受けているのですが、化学の話でありチンプンカンプンw。
実践的というか自然のサイクルとしては良く理解しているのですが。
鉄分が海藻に好影響を与えているのは間違いありません。
森から海に届かなくなった養分(鉄分)を、森のかわりに補給する鉄炭ダンゴ。
海藻の生い茂る緑の海を取り戻したい一心です。
ただの青い海や緑の山ではなく生物の多様性を取り戻したい。
石垣校長、畑中研究員、貴重な時間をありがとうございました。
栽培漁業協会の北村さん、様々な情報提供をありがとうございました。
内田先輩、今後とも宜しくお願いします。
20230730つぶやき1 20230730つぶやき2 20230730つぶやき3 20230730つぶやき4 20230730つぶやき5 20230730つぶやき6 20230730つぶやき7 20230730つぶやき8 20230730つぶやき9 20230730つぶやき10