函館空港にいます。これよりプロペラ機で奥尻島へ。平成5年北海道南西沖地震により、津波対策などを強化した島を視察し、地震からの復興と対策を調査します。同地震は、マグニチュード7.8。日本海側で発生した地震としては最大規模です。30人乗りのプロペラ機は島民の貴重な交通手段です。
奥尻島に到着。奥尻町議会の麓議長に出迎えていただきました。
奥尻島青苗地区にある総工事費27億円の漁業区域の人工地盤。
高さ7.7 メートル。
北海道奥尻島にあるスロープ式の避難路。約70メートルで雪除けの屋根もある。
防災移転をした、旧住宅復興地域。
約6メートルの盛土をした人工地盤。坪 2万3千円。
海岸線にある青苗小学校。近くに防潮堤もあり、かつ一階は津波がぬける構造になっています。
北海道奥尻島の高さ11メートルの防潮堤。島全体あわせて14キロある。
島のシンボルなべつる岩は波風雨が作り出した奇岩です。平成5年の地震で約70センチ地盤沈下し歩いて渡れなくなりました。
北海道奥尻島調査。南西沖地震の教訓をいかし、島のいたるところ に津波高の標識がある。
平成5年7月12日奥尻島を襲った北海道南西沖地震は、 人口4000人半ばの島の172名人命を奪い664億円の被害を与えた。震災から18年、再建した島から学ぶものは多く神奈川県の対策に生かします。