頻発する集中豪雨!災害対策を急げ!近藤大輔 神奈川県議会ニュースvol.40

vol.40 頻発する集中豪雨!災害対策を急げ!

頻発する集中豪雨!災害対策を急げ!近藤大輔 神奈川県議会ニュースvol.40

7月22日付で発行した近藤の県議会ニュースvol.40をブログにもUPします。

世界中で起きる気象災害

世界規模で頻発する気象災害 近藤大輔 神奈川県議会ニュースvol.40 

熱波、干ばつ、洪水、海面上昇など
世界中で様々な異常気象が起きており、
その要因は地球温暖化による気候変動と言われています。

 今年6月、日本のゼロ・カーボンシティ*が
神奈川県をはじめ100に達しました!

この100の自治体に日本の総人口の半数に当たる
約6,400万人が暮らしています。
地球温暖化に歯止めをかけるため、
日本は脱炭素へと動き出しています!

 

*ゼロ・カーボンシティ=2050年までにCO2排出を
実質ゼロにすることを表明する自治体

 

「0円ソーラー」を実現!

神奈川県の施策0円ソーラー 近藤大輔 神奈川県議会ニュースvol.40

再生エネルギーはコストが壁と言われてきましたが、
近藤は初期費用0円で導入できる太陽光発電「0円ソーラー」を
県施策として実現しました!

0円ソーラーの導入方法等 詳しくは WEBでご確認ください。

 

 

 

記録的豪雨に襲われた九州

記録的な大雨に襲われた九州 近藤大輔 神奈川県議会ニュースvol.40

7/3九州で局地的豪雨が発生、大分県日田市では
観測史上最大の72時間862ミリの降雨を記録しました。

その後も線状降雨帯や停滞する前線の影響で、
大雨は九州だけでなく東海や甲信地方までに広がり、
死者70名以上・浸水1万棟以上という甚大な被害をもたらしました。

被災された方々には心からお見舞い申し上げるとともに、
復興に尽力されているみなさまには
安全に留意されご活躍されることをお祈りいたします。

 今、 求められるのは避難所におけるコロナ感染の複合災害対策と心しています!

 

かながわ気候非常事態宣言

 かながわ気候非常事態宣言 近藤大輔 神奈川県議会ニュースvol.40

 

2019年、台⾵15号・19号が記録的な暴⾵・⾼波・⾼潮・⼤⾬をもたらし、
神奈川県でも⼤規模な⼟砂崩れや浸⽔等、
甚⼤な被害が出たことは記憶に新しいと思います

日本だけでなく、世界的に見ても自然災害のリスクが
今後ますます増えていくと予想されており、
いかに被害リスクを軽減していくのかが大きな課題になっています。

令和2年、県は気候非常事態宣言を行い、
危機感の共有を進めるとともに、減災対策の強化を図り、
脱酸素社会の実現に向けて取り組んでいます。

 

 

令和2年度予算 災害対策費 約456億円!

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2月7日発表された県の令和2年度当初予算案では、
一般会計の総額は1兆9,036億円と2年連続のプラス予算となった。

県は「かながわ気候非常事態宣言」を公表し、
近年の異常気象を背景とした風水害被害などへの対策を強化、
その他健康長寿の取組や子ども子育てへの支援、
安全で安心なまちづくりなど県民生活に密着した重要施策が盛り込まれました。

 

 

近藤だいすけは令和2年2月18日、かながわ県民・民主フォーラム県議員団代表として、黒岩知事に対して代表質問を行いました!

代表質問:がけ崩れから命を守れ!

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県は、東部を中心に丘陵地が広く分布し
急傾斜地に近接した住宅が多く存在します。
整備が必要な急傾斜地2,500箇所に対して整備率は5割しかありません。

台風や大雨の度にがけ崩れが発生しているだけでなく、
今年2月には逗子市で、突然土砂崩れが発生し
歩行者が亡くなられるという痛ましい被害が発生しました。

事故を受け逗子市は、主要な道路に接する
土砂災害警戒区域の斜面を緊急調査、
新たに20箇所のがけを危険区域に指定し、
地権者とともに対策を検討しています。

近藤:がけ崩れから人命を直接守る、急傾斜地崩壊防止工事の実施について、強く期待する声が寄せられている。一層の推進が必要だが、今後の取り組みは?

 

知事答弁:厳しい財政状況の中、整備にはまだ相当の期間が必要だが、優先度の高い箇所から整備を進めている。2019年に過去10年で最多の件数の土砂災害が発生したことを踏まえ、県民の命を守ることを最優先に、整備の前倒しを図り、これまでの5割り増となる年間15箇所の整備完了を目指している!

 

近藤:急傾斜地の崩壊で県民の命が奪われる、このようなことが二度と起きないよう取組むように求める!

 

実現:今後3年に渡り、従来の5割増しの予算を確保出来ました!水防災戦略に426億円、がけ地対策(ハード費用)には約45億円の予算が当てられました。

 

 

代表質問:大型台風から漁港を守れ!

大型台風から漁港を守れ! 近藤大輔 神奈川県議会ニュースvol.40

県の漁船の8割が5t未満の小型船で、その多くが地元漁港を母港としています。
2019年の大型台風の際には県内の漁港施設が大きな被害を受け、
超高潮時に県内漁船が避難する最後の砦である油壺湾の避難泊地でも
避難していた小坪漁組の船が沈没するという事態が起きました。

台風の大型化が懸念される中、漁港を守ることは
漁業のみならず地元経済を守ることにつながっています。

 

近藤:漁港施設のさらなる充実、避難泊地である油壺湾の機能強化など、漁港の強靭化が必要である!

 

水産課答弁:防波堤延伸や護岸嵩上、消波ブロック増設など、前倒しできるよう漁港を管理する市町・漁業者と協議していく。油壺湾は今年の台風シーズンまでにブイ20基を更新する。

 

実現:漁港等の安全対策費を確保!!県内唯一の避難泊地である油壺湾も、令和2年度中に船を係留するブイ20基が更新されるなど具体的な成果も。今後も障害物の撤去などの対策が検討されています。

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(写真左)老朽化した係留ブイ(写真右)三浦半島南端の油壺湾は四方を陸に囲まれる天然の良港で、避難湾にも最適。

 

代表質問:相模湾の砂浜・海岸を守れ!

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県では相模湾沿岸海岸侵食対策計画をもとに、砂浜の回復・保全に取り組み、
横須賀海岸秋谷地区や茅ヶ崎海岸中海岸では効果が現れています。
一方、侵食が進んでしまっている海岸もあり、より効果的な対策が求められています。

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(写真左)台風で歩道崩落した稲村ヶ崎の対策工事(写真右)昭和30年代の稲村ヶ崎

近藤:各海岸の現状と特性に応じて、より一層養浜による砂浜の回復・保全に努めるべき!

 

知事答弁:砂浜の測量や定点カメラの画像解析、現地調査など、令和2年度の計画改定に向け取り組んでいる。養浜は水防災戦略に位置付けられ、改定に合わせて養浜量を増やすなど対策を強化する。

 

実現:コンクリートでなく養浜によって美しい神奈川の海岸線を守る「神奈川海岸侵食対策計画」も、令和2年度が10年計画の最終年度。今後の事業継続を知事に求めた結果、10年間の計画延長を実現することが出来ました!  近藤は『環境は守るだけではなく、育んでいく必要がある』という想いで、県議となった平成19年よりこの問題に取り組んでいます。

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