逗子海岸台風被害調査


15日、逗子海岸組合長とマリン連名の方々とで、台風被害の調査をしました。
4日間、地域の方と毎日海岸清掃をしたとの事で、細かな散乱ゴミは片付けられ海岸には人力では運べない大きな流木等があちこちに転がっていました。
台風通過後は、砂浜一面に漂流物があり砂が見えないほどで漁網や船にバイクまで打ち上げられたとの事です。
関係者一同が口をそろえて訴えるのが砂の流出。
亀が産卵の為に上陸する通称「かめの丘」も多くの砂が無くなり、高さ約1メートルにもなる浜がけが出来ていました。
田越川のある西浜では砂が無くなり岩盤が露出し、鎌倉側の東浜では国道134号線を支える基礎が確認出来る程砂が無くなっています。
砂浜は、生活に潤いを与えるだけでなく、波から海岸線の建造物を守る役割も担います
H19年の台風で、西湘バイバスが倒壊した事は、記憶に新しい事と思います。
相模湾岸は、ダムや河川工事等により砂の供給源が減り、どこの砂浜も小さくなっています。
養浜対策については、松沢知事とも議論を交わし、ダムの堆積砂等を利用した養浜が実現しています。
今後も、相模湾岸の養浜対策を一層強化するように求めていきます。

8日、台風通過中の逗子海岸。

重さ12トンのバリケードが波で移動。

砂がなくなりむき出しの岩盤。

浜がけの出来た「かめの丘」一帯。

砂でふさがれた通路の復旧作業。

波でなぎ倒された看板。

砂がなくなり国道の基礎が出現。

岩盤の現れた西浜。

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